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SNS運用代行の単価に公的データはある?(相場の数字の読み方)

更新日:2026-11-01|料金・制度の確認日:2026-11-03|運営:AI Mediaz

結論

SNS運用代行の「1アカウント月○万円」という単価について、国や公的機関の統計は、当サイトの調査(2026年11月3日)では見つかりませんでした。ネットの相場は、民間の調査や個人の経験に基づくものです。

近い公的データとして、厚生労働省job tagの「Webマーケティング(ネット広告・販売促進)」の統計がありますが、これは広い職業分類の雇用者の賃金で、運用代行の単価ではありません。

単価を判断するときは、作業時間で割った時給換算と、契約条件(フリーランス法の取引条件の明示)で考えるのが確実です。

「1アカウント月○万円」の公的統計は見つからない
「1アカウント月○万円」の公的統計は見つからない

SNS運用代行の単価に、公的な統計はある?

「インスタ運用代行の相場は1アカウント月○万円」「未経験でも月○万円」といった数字はネットにたくさんあります。当サイトでは、国・公的機関の統計で、SNS運用代行の単価を示すものを探しましたが、2026年11月3日時点で見つけられませんでした。

見つかる数字の多くは、

  • 運用代行会社や求人サービスなどの民間の調査
  • 運用代行をしている個人の経験
  • スクールの受講生の実績例

に基づくものです。調査の対象(企業向けの代行会社か、個人の副業か)、作業範囲(投稿作成だけか、撮影・広告運用込みか)で金額が大きく変わるため、1つの「相場」として扱うのは無理があります。当サイトは、根拠を示せない単価の数字は載せません。

公的データで分かることは?

近いデータとして、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に「Webマーケティング(ネット広告・販売促進)」の職業ページがあります。仕事内容は、Webサイトやウェブ技術を使った市場調査、広告出稿、SNS広告・SEO・リスティング広告による集客、アクセス解析に基づく改善などと説明されています。

統計データとして、次の数字が載っています(2026年11月3日確認)。

項目数値出典
就業者数3,737,860人令和2年国勢調査
賃金(年収)736.8万円令和7年賃金構造基本統計調査
労働時間(月)158時間令和7年賃金構造基本統計調査
年齢43歳令和7年賃金構造基本統計調査
求人賃金(月額)27.3万円令和7年度ハローワーク求人統計

ただし注意が必要です。就業者数が約374万人とかなり大きいことから分かるように、これはWebマーケティングだけでなく、より広い職業分類の統計です(job tagも、統計データの利用に当たっての留意点を案内しています)。また、賃金は雇用されている人のデータで、業務委託の単価ではありません。転職でWebマーケ職を目指す人の参考にはなりますが、副業のSNS運用代行の収入の目安として使うのは適切ではありません。

スクールの「受講生が月○万円」はどう読む?

スクールの広告の収入の数字は、ほとんどが受講生の一例です。SONOMAMAは受講生の実績例に「※掲載している実績は受講生の一例です。成果には個人差があります。」と注記しています。WEBCOACHのFAQは「全ての受講生に特定の収益額を保証するものではありません。」と書いています。

こうした数字は「こういう人もいた」という情報で、相場ではありません。母数・期間・条件の読み方は「月○万円稼げる」広告の読み方にまとめています。

単価を自分で判断するには?

公的な相場がない以上、目の前の案件の単価は自分で判断するしかありません。次の手順が確実です。

  1. 作業範囲を書き出す:月の投稿数、ストーリーズ・リールの本数、撮影の有無、コメント対応、分析レポート、打ち合わせの回数
  2. 作業時間を見積もる:1投稿あたりの企画・作成・修正の時間を、最初は多めに
  3. 時給換算する:月の報酬÷月の作業時間
  4. 修正回数・追加作業の扱いを決める:契約前に書面で
  5. 支払条件を確認する:報酬額・支払期日が明示されているか(フリーランス法では、発注者に取引条件の明示が、従業員を使用する発注者にはさらに給付受領から60日以内の支払期日の設定が義務づけられています)

最初の案件は実績作りで単価が低くなりがちです。低い単価で長期の契約を結ぶと抜けにくくなるので、期間を区切るのも一つの方法です。案件紹介を受けるときの注意は案件紹介・業務委託とフリーランス法を参照してください。

企業が運用代行を頼むときの単価は?

企業側から見た運用代行・Web担当者代行の料金も、公式ページで料金を公開していないサービスが多くあります。たとえばOSIE(Web担当者代行)は、当サイトの確認時点で料金・契約期間の記載がなく、問い合わせで確認する形でした。企業がスクールで社員を育てるか、代行・業務委託を使うかの比べ方は企業のSNS担当者向けの選び方へ。

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料金・返金条件・案件紹介の条件は、申込み前に公式ページと契約書面で確認してください。

民間の調査の数字を見るときのポイントは?

公的な統計がない分野では、民間の調査の数字を参考にすることになります。その際は、次の点を確認してください。

  1. 誰が調べたか:運用代行会社、求人サービス、スクールなど、調査した会社の立場によって数字の出し方が変わることがあります。
  2. 誰を対象にしたか:企業向けの運用代行会社の料金か、個人の副業の報酬か。
  3. 作業範囲:投稿作成だけか、撮影・広告運用・レポートまで含むか。
  4. 何人に聞いたか:回答数が少ない調査は、たまたま高い(低い)回答に引っ張られます。
  5. いつの調査か:SNSの仕様や市場は変わりやすいので、古い数字は注意が必要です。

これらが書かれていない「相場」は、目安にとどめるのが安全です。スクールの説明会で単価の話が出たら、「その数字の出典は何ですか」と聞いてみてください。景品表示法では、効果や性能に関する表示について、消費者庁が合理的な根拠を示す資料の提出を求めることができる仕組み(不実証広告規制)があります。

転職でWebマーケ職を目指す場合は?

雇用されて働く場合の賃金は、job tagの統計(広い職業分類)や求人票で確認できます。求人票では、業務内容(SNS運用・広告運用・分析など)と必要な経験を見比べると、スクールで何を学ぶべきかが具体的になります。転職目的のスクール選びは教育訓練給付・リスキリング支援もあわせて確認してください。

まとめ:単価の数字とどう付き合う?

公的な相場がない以上、「相場は月○万円」という数字は目安にとどめ、目の前の案件ごとに作業範囲と時間から判断するのが確実です。スクールを選ぶときも、単価の数字ではなく、総額・返金条件・サポートの量で比べてください(料金相場)。

よくある質問

SNS運用代行の単価の相場は?
公的な統計は見つかりませんでした。ネットでよく見る「月○万円」は民間の調査や個人の経験に基づくもので、調査方法によって数字が大きく変わります。当サイトでは相場の数字を断定しません。
job tagのWebマーケティングの年収は参考になる?
厚生労働省job tagの「Webマーケティング(ネット広告・販売促進)」には、令和7年賃金構造基本統計調査による賃金(年収)736.8万円などの統計が載っています(2026年11月3日確認)。ただし、これは広い職業分類の雇用者のデータで、就業者数(令和2年国勢調査)は約374万人と幅広い職業を含みます。SNS運用代行の副業の単価とは別物です。
紹介された案件の単価が安いか高いか、どう判断する?
報酬を、打ち合わせ・投稿作成・分析・報告を含めた実際の作業時間で割り、時給換算で考えるのが確実です。作業範囲(投稿数、撮影の有無、広告運用の有無)と、修正の回数を契約前に書面で決めておくと、単価の比較がしやすくなります。
スクールで聞いた単価が本当か確かめる方法は?
出典(誰がいつ何人に調べた数字か)と、作業範囲(投稿数・撮影・広告運用の有無)を聞いてください。答えが曖昧なら、その数字は目安にとどめ、自分で作業時間を見積もって時給換算で判断するのが確実です。

出典・確認した情報